こんにちは^^ tomokoです。
アフターコロナ。withコロナの時代という言葉が定着した感がありますね。
コロナのもたらした変化は、強烈ですね。
もう20年も前のことです。
当時もすでにインターネットがありましたので、フリーランスで仕事をしていた夫は、選挙の街頭演説をネットで配信すればいいのにと言っていました。
彼は夜型生活で昼間寝ていたため、自宅近くでの演説や選挙カーに安眠を妨害されると憤っていました。
当時私は、「それも極端な意見だわ。夜起きて昼間寝るあなたの生活パターンも普通じゃないし。。」という気持ちを持っていました。
でも、体調が悪く寝込んでいる方や、夜勤勤務の方など、さまざまな方がそれぞれに暮らしているのです。
街頭演説は良いのですが、スピーカーの音量がちょっと大きすぎるなとは感じていました。
ところがコロナにより、今回の都知事選挙では、街頭演説をネットで配信することが、非常に配慮にあふれた「善」なる行動のような印象で行われていますよね。
一気に「常識」が変化したことに驚いています。
オンライン化、オンライン化という言葉も、「善」のニュアンスがあります。
20年前には直接会わずネットで済ますような繋がりに、心理的な抵抗が大きかったことが、コロナで一気に「善」になったことを思うと、いったい、「コロナって何なのだろう?」という不思議な感覚にも陥ります。
方向性はあったとしても、まだあと20年かかったかもしれない、社会のゆるやかな変化が、コロナという存在で、一気に転換していく感じがしています。
社会の構造そのものが、がらがらと変化しているのです。
今日、県をまたぐ国内移動が全面解禁になりました。
ただこれも、どのようになっていくのか、とても興味があります。
大手企業のトップの方が、「これまで直接行かないと失礼にあたるため出張していたが、コロナにより、オンラインで仕事を進めることが失礼ではなくなった。これまで移動に費やしてきた時間をなくすことができた」と発言されていました。
10回出張していたところ、オンラインの利用で1回ですむのなら、移動にかかる費用が削減できるだけでなく、なにより大切な「時間」を確保できるのですから、企業のトップの決断は、おのずと明らかだと思います。
新幹線の乗車率がどうなるのか、ビジネスマンの動きがどうなるのか、とても興味があります。
とにもかくにも、時代の変化にのって生きていこうと思っています。