こんにちは。星読みヒプノセラピストの小川智子です。
今日は、ご自分で自分のホロスコープの解説を読んで、落ち込んでしまった方の話をしたいと思います。
ホロスコープリーディングの正確性
逆に言えば、正確なリーディングをしたというか、正確な解説を知ったので、落ち込んでしまったのです。
その方はおそらく、人生の節目で、生き方やお仕事の方向性に迷いを感じていました。
ただ、これまでの方向は自分の人生の選択として正しいのだと、それで間違いないのだと「思い込もうと」していた様子でした。
ところがホロスコープをご自分でみたところ、まさにその「これが自分の方向性だ」と思い込もうとしていた部分が、ご自分のウィークポイントだとわかったのです。
そんなはずはない!
否定する自分がいます。
でもどこか、心の深い部分に、実はなかなか直視できなかったコンプレックスのようなものがあって、仕事が上手くいかないのはそのためではないかという恐れの気持ちもあったのです。
まさに誰にも言われたくないその部分を自分のホロスコープで発見して、とても落ち込んでしまったというわけです。
新しい角度から自分を見てみること
数か月ぶりにその方とお話しする機会がありました。
自分で見たくなかったご自身のコンプレックスの部分について、ご自分のなかでかなり落としどころが見つかった様子でした。
そして、「ではどうしたらいいのだろう?」という次の段階に入られていました。
その方はご自身でもホロスコープの学びをされているのですが、私も見せていただいたところ、とても素敵な部分がたくさんあるではないですか!
仕事の方向性を変えることは、人生での大きな決断ではあります。
でも、苦しいのになかなか先が見えないところに固執しているうちに、だんだんとなぜ自分がそうしたいのか、わからなくなってしまいながらも、世間体や親兄弟への気持ちから、やめることもできない。
そんな中にいることが、果たして幸せのかどうか。
違う角度から、違う星からご自分の人生、個性の活かし方にスポットを当てれ見れば、「自分の中から自然と湧き上がってくるもの」に気がつく。
お話をしているうちに、どんどんその方が落ち着いてきて、どんどん前向きになり、違う方向性への糸口が見えてきたのです。
ホロスコープは内観するための力強い味方
迷っている時、私たちには静かに考える時間が必要です。
自分の心の中とじっくりと対話する時間は、人生の中でとても大事です。
そこで「これだ!」としっくり来たら、どんどん行動すればよいのです。