2026年7月27日、ノースノード(ドラゴンヘッド)が魚座から水瓶座へ移動しました。
それに伴い、反対側のサウスノード(ドラゴンテイル)も乙女座から獅子座へ移動しました。
ここから約1年8か月、ノード軸は「水瓶座と獅子座」に滞在します。
今回の記事では、「ノードとは何なのか」「ノードの周期」「水瓶座―獅子座のノード軸が私たちに投げかけるテーマ」について書いていきます。
ノード軸が魚座から水瓶座へ移動
太陽が空を通る道である「黄道」と、月が地球の周りを公転する道である「白道」。この二つの軌道が交わるポイントが、月のノードです。
上昇しながら交わるポイントを、ノースノード(ドラゴンヘッド)。下降しながら交わるポイントを、サウスノード(ドラゴンテイル)と呼びます。
この二つのポイントは、きっちりと180度、向かい合っています。
ノードの算出方法は2種類あり、「トゥルーノード」と「ミーンノード」とそれぞれ呼ばれます。方法が違うと、ホロスコープ上でのノードの度数が少し違って表示されます。
こちらでは「トゥルーノード」という算出方法に統一しています。
ノードについては、過去記事にも書いていますので、そちらもあわせてご覧ください。
魚座―乙女座のノード軸
これまでの1年半、2025年1月12日から2026年7月27日までノードは魚座と乙女座の軸にありました。
ノースノード(ドラゴンヘッド)が魚座、サウスノード(ドラゴンテイル)が乙女座でした。
世界全体が、乙女座の性質のなかで、いまは必要ないものを開放して、魚座へと向かう流れでした。また魚座の世界の溶け合う、起こることを受け入れることも、テーマでした。
水瓶座―獅子座のノード軸
2026年7月27日から2028年3月27日までの1年8カ月、ノードは水瓶座と獅子座の軸に滞在します。
ノースノード(ドラゴンヘッド)が水瓶座、サウスノード(ドラゴンテイル)が獅子座になります。
ノードが一周するのは約18.6年
ノードは、通常の惑星とは反対方向に、12星座を逆行しながら移動していきます。
黄道を一周する周期は、約18.6年です。一つのノード軸に滞在する期間は、平均すると約1年半になります。
生まれたときのノードと現在のノードが同じ位置に戻ってくるのが「ノードリターン」です。およそ18年7か月ごとに訪れます。
人生の方向性や、人との縁、自分がこれから進みたい道を見直す節目も訪れることになるでしょう。
その半分、およそ9年3か月で迎えるのが「ノード・ハーフリターン」です。
今回、ノースノードが水瓶座ですので、生まれた時のノースノードが獅子座、サウスノードが水瓶座の方は、ハーフリターンを迎えます。
前回、ノースノードが水瓶座にあった時期
前回の水瓶座―獅子座ノード期は、2007年12月中旬から2009年8月21日まででした。
ノードリターンや、ハーフリターンを迎えるから。
太陽や月、アセンダントなどが獅子座や水瓶座にあるかたは、少しこの時期を振り返ってみてくださいね。
その当時考えていた未来や、関わり始めた仲間、ご縁などが、今回の水瓶座ノード時期に浮かび上がってくるかもしれません。
人智を超えたちょっと不思議なことも、起こる時期でもあります。
ノースノードとサウスノードが表すもの
占星術では、ノースノードは、私たちがこれから意識的に伸ばしていく方向を示します。
一方、サウスノードは、過去のエネルギーですから、馴染みのある自然な感覚として行動できるものでもあります。
私たちがすでに持っている経験や才能=サウスノードを、時代に合わせて健全に使いながら、ノースノードが示す新しい方向へ進んでいくこと、そして二つのサインを統合していくことが、この軸の大切なテーマです。
では今回の水瓶座ー獅子座のノード軸のテーマとはどのようなものでしょうか。
獅子座の炎――心からの喜びを表現する
獅子座は、火のエレメントのサインです。
獅子座の火は、胸の内側から湧き上がる情熱や、生きる喜び、創造する力を表します。
「私はこれが好き」
「私はこれを表現したい」
「これをしていると、私の心が輝く」
そんな純粋な喜びが、獅子座の炎です。
それがうまく発揮されないと、
- 誰かに認めてもらいたい
- 注目されなければ意味がない
- あの人より自分は上なのか下なのか
- 周囲からどう見られているか
ということが気になりやすくなります。
人と比べ、評価を求めることに意識が向きすぎると、自分が本当は何を好きだったのか、何を表現したかったのかを見失ってしまいませんか。
これから大切になるのは、誰が見ているかを気にせず、心からの喜びを表現すること。
あなたが本当に好きなものを、好きだと言うこと。
自分の中心にある火を、まっすぐに燃やすことです。
水瓶座の風――全体を見渡し、未来をつくる
ノースノードが入る水瓶座は、風のエレメントのサインです。
水瓶座の風は、個人的な感情だけにとらわれず、少し離れたところから全体を見渡す視点を与えます。
今までの常識に縛られず、
「これから、どのような世界をつくりたいのか」
「もっと自由で公平な形にできないだろうか」
「自分の力を、未来のためにどう生かせるだろうか」
と考えていく力です。
肩書きや年齢、立場を超えて、同じ未来を思い描く人たちとつながることも、水瓶座のテーマです。
それぞれの個性を持った人たちが対等につながり、知恵や技術、アイデアを持ち寄る。そこから、今までになかった未来が生まれていく。
これがノースノード水瓶座時代に、目指す方向です。
客観的になりすぎて、心を置き去りにしない
ただし、水瓶座の客観性が強くなりすぎると、気持ち、感情、熱い心が抑えられてしまうこともありそうです。
正しさや効率、理想的な仕組みばかりを優先することなく、ひとりひとりの熱い気持ちを大事にしましょう。
人と距離を取りすぎたり、感情を面倒なものとして切り離したりすることも、水瓶座の影として表れる場合があります。
だからこそ、サウスノード側にある獅子座の火が必要です。
未来をつくるための冷静な視点と、未来をつくりたいと願う熱い心。
どちらか一方ではなく、その両方を持つことが、この時期の鍵になります。
獅子座の心を持って、水瓶座の未来へ
これから私たちが目指していくのは、水瓶座的な未来です。
けれども、それは人間らしい感情を捨てた、冷たい未来ではありません。
獅子座の情熱や創造性、心からの喜びを大切にしながら、それを自分一人のためだけではなく、より大きな未来へと開いていく流れです。
「認めてもらいたいから表現する」から、
「心から喜びを感じるから表現する」へ。
「自分だけが特別でありたい」から、
「それぞれの個性を生かし合える場所をつくる」へ。
「誰かが未来を変えてくれる」から、
「同じ未来を思い描く仲間と、ともにつくる」へ。
熱い心を持ったまま、広い視点で未来を見渡す。
それが、水瓶座―獅子座ノード期に、私たちが育てていきたい姿なのだと思います。
次のブログでは、この時期の影響をもう少し詳しく、個別の事例で書く予定です。
















