ホロスコープとは?西洋占星術の基本
ホロスコープとは、ある瞬間の太陽系の惑星の配置を図にしたものです。
太陽の周りには、金星や木星、天王星などさまざまな惑星が回っています。
そして太陽系のはるか向こうには、牡羊座や牡牛座、射手座や山羊座などの星座が、太陽系をぐるりと取り囲んでいます。
ある特定の瞬間、木星は魚座のあたりを運行していたかもしれません。けれどその瞬間、金星は牡牛座のあたりを運行していたかもしれません。
西洋占星術では、その瞬間の惑星の配置を図にします。その「天体の配置図」を「ホロスコープ」と言います。
ホロスコープにはいろいろな種類がある
ホロスコープは、太陽系の惑星の配置を記した図ですが、実はいろいろな種類があります。その種類ごとに「〇〇チャート」という呼び方をします。
私たちが自分のことを知りたいときに大事なチャートは、おもに3つあります。
・ネイタイルチャート(出生図)
・プログレスチャート(進行図)
・トランジットチャート(経過図)
この3つです。
このなかでも一番大切なのは「ネイタルチャート(出生図)」です。
1.ネイタルチャートとは
あなたが生まれた瞬間の太陽系の惑星の位置は、あなたの生まれ持ったエネルギーを表しています。
生年月日・出生時刻・出生地をもと作成されたホロスコープが、ネイタルチャート(出生図)です。
そこには、あなたの心と魂の情報が記号となって詰め込まれているのです。
すべてが記号で表されて図になっていますので、記号の意味を学ぶことで、ネイタルチャートのなかにギュッとつまった情報を解読することが出来る仕組みになっています。
2.プログレスチャートとは
プログレスチャートは「体内時計」といえば、わかりやすいかもしれません。
ネイタルチャートの太陽や月を、1年で1度づつ、先に進めていくのです。まるで時計の針が動くように。
生まれ持ったネイタルチャートの性質が、年齢とともに内側でどのように成長していくかを表すチャートです。
3.トランジットチャートとは
今現在のホロスコープや、特定の日時のホロスコープをトランジットチャートと言います。
・いまこの時のチャート
・新月や満月のチャート
・特別な出来事が起こった時のチャート
・未来の日付のチャート
トランジットチャートの使い方
社会全体の出来事を予測するために、春分や秋分、新月や満月のチャートを出して、流れを読む占星術があります。マンデン占星術といって、日本のこれからの流れを予測したりするものです。
特定の日のチャートを、わたしたち個人のネイタルチャートと重ね合わせて読むことで、その日の星の配置が、個人にどのような影響を与えるかを読み解くためにも、トランジットチャートを使います。
内側にネイタルチャート、外側にトランジットチャートを重ねるので、二重円ともいわれます。
まずは出生図(ネイタルチャート)が大事
西洋占星術で自分を知るために、まず大切なのは、出生図(ネイタルチャート)をしっかりと腑に落とすことです。
ネイタルチャートが表していることと、たとえば、これまでの自分の人生との関わり、自分の想いのクセ、行動のパターン、人との関係性、選んだ仕事などがピンときて、「これは私のチャート」と深く体感できるようになることで、自分理解が深まります。
そうして初めてトランジットチャートと二重円を作って「今度の新月は、自分のこの部分にこんなテーマがくる」とか「あと2年したら、この星からこんなテーマがもたらされる」といったことが、理解できるようになります。
プログレスチャートもそうです。
年齢が進むにつれて、出生図とは太陽のテーマも変わってくるのがプログレスチャートですが、そのような自分の内側の変化も、出生図への理解があってはじめて、自分を見つめることができるでしょう。
もちろん、解説を調べていけば、いろいろとわかる部分もあります。
それで十分な場合もあるかと思います。
ネイタルチャート:私の場合
私自身は、ネイタルチャートを何年読みこんでも、いろいろと気づきや発見があります。
ホロスコープの情報量はとても多いので、一度には気づかないこともあるのです。
またネイタルチャートも、いろいろな読みかたをすることで、以前とはちょっと違う角度から自分を見つめることが出来ます。
西洋占星術には数千年の歴史があり、いろいろな技法や考え方があるので、何度も見ている自分のネイタルチャートにも、その都度発見があるのです。
私は、ネイタルチャートは「自分の鏡」だと思っています。
鏡があるから、自分の姿を見ることが出来て、自分を客観的に見ることが出来ます。
ネイタルチャートは、自分の内面を見ることのできる「鏡」
言葉にしにくい想いや、心のクセなどが「惑星記号」「星座の記号」で表されている、とても便利なツールです。
これを読み解くためには、その記号の意味を知る必要がありますので、次回はそのことについてアップしていこうと思います。
まとめ
ホロスコープとは、太陽系の惑星がその瞬間にどのような配置なのかを図にしたものです。
個人のことを読み解きたい場合、主に3種類のチャートがあります。
・ネイタルチャート(出生図)
・プログレスチャート(進行図)
・トランジットチャート(経過図)
このなかで、ネイタルチャートがとても大事です。
なぜなら、プログレスチャートやトランジットチャートの意味を理解しようとしても、基本となるネイタルチャートが良く分かっていないと、中途半端なものになってしまうからです。
なにをするにも、基礎練習や基本が大事ではないでしょうか。
その土台がしっかりしていると、応用編がすらすらと解けるようになります。
焦らずまずは、ネイタルチャートをしっかりと読んでいきましょう。

















