ネイタルチャートの読み方|占星術の知識を自分に落とし込むことが大切な理由

ネイタルチャートの読み方とは | 占星術の知識を「自分の人生に落とし込む」こと

ホロスコープには、出生図(ネイタルチャート)、プログレスチャート、トランジットチャートという3つの大切なチャートがあると、前回のブログに書きました


その中でもまず基本となるのが、出生図(ネイタルチャート)です。

ネイタルチャートを読むためには、惑星や星座の記号を覚えること、そしてそれぞれの意味を学ぶことが大切です。

太陽とはどのような星か、月にはどのようなエネルギーがあるのか。また、牡羊座にはどんな性質があり、蟹座にはどんな特徴があるのか。こうした占星術の基礎知識は、ネイタルチャートを理解するための土台になります。

けれど、ここでひとつ大切なポイントがあります。

基礎知識を知るだけでは、ネイタルチャートを本当に読めるようにはならないということです。

本当に大事なのは、その惑星や星座の意味が、自分のネイタルチャートの中でどのように表れているのかを体感していくことです。

占星術の基礎知識を学ぶだけでは足りない理由

占星術を学び始めると、多くの人はまず本や講座で、惑星や星座、ハウス、アスペクトの意味を学びます。


もちろんそれはとても大切です。基礎がなければ、ホロスコープを読むことはできません。

一方、知識を学ぶことと、その知識で自分のネイタルチャートを読むこと。さらに読み解いたチャートの意味を、深く自分に落とし込むことは、ぜんぜん違うことなのです。

多くの方がいま、ここでつまずいている感じです。

インターネット上には、多くの占星術の情報がありますが、それは一般的な星の知識で、あなたのネイタルチャートそのものについての解説ではありません。

ネイタルチャートはとても個人的なものなので、その情報を自分のための「生きた情報」としてとらえる必要があります。

ここはとても、大事な部分です。

ネイタルチャートは「自分の体験」とつなげて読むことが大事

ネイタルチャートの意味することを、自分の個人的な体験や心の動きとつなぎ合わせることが、一番大事なことなんです。

占星術の知識を学んでも、自分のことに落とし込めなければ、意味がありません。

ネイタルチャートは、実際の自分の人生と結びつけてこそ本当の力を発揮するものです。

たとえば、

  • なぜ自分はこう感じるのか
  • なぜこれをしていると自然に力が出るのか
  • なぜ同じようなテーマが人生の中で繰り返されるのか
  • なぜこのようなことに苦手感や拒否感が生まれるのか

こうした個人的な体験や感情の流れと、ネイタルチャートの配置がつながってくると、占星術は一気に「自分のための言葉」になります。

自分では気づいていない才能や可能性も見えてくる

ネイタルチャートを読んでいくと、自分ではあまり実感していない才能や能力が見えてくることがあります。

「こんな力が自分にあるなんて思っていなかった」
「これは特別なことではなく、みんな同じだと思っていた」

そんなふうに感じることもあるかもしれません。

もしチャートの中に示されている資質や才能をいまはまだ実感がないとしたら、それは「ない」のではなく、これから育っていく伸びしろかもしれません。

占星術は、今すでに表れている自分だけでなく、まだ十分に使えていない可能性や、これから開いていく資質についても気づかせてくれます。

だからこそ、ネイタルチャートを読むことは、今の自分を知るだけでなく、未来の自分の可能性を知ることにもつながるのです。

ネイタルチャートと自分をつなげることが、人生のナビゲーションになる

星の知識は、ただ学ぶだけではもったいない。ネイタルチャートと自分をどれだけつなげられるか。ここがとても大切です。

自分の感情の動き、考え方のクセ、行動パターン、得意なこと、苦手なこと。そうしたものとチャートがつながって見えてくると、占星術は単なる知識ではなくなります。

自分を理解し、自分らしい方向へ進むためのヒントを与えてくれる、素晴らしいツールがホロスコープです。

そしてネイタルチャートを通して自分を深く知ることができるようになると、占星術は人生を進むうえでの強力なナビゲーターになってくれます。

ネイタルチャートを読むためにしてきたこと | わたしの場合

わたし自身が、どのように自分のネイタルチャートを自分の落とし込んでいったか。その方法をご紹介します

①惑星、サイン(星座)の記号を覚えて、ホロスコープそのものの構造を学びました。

②惑星がどのようなエネルギーを持っているか、サイン(星座)がそれぞれ、どのような性質を持っているかを学び、大きく理解していきました。

③ホロスコープ全体を大きくとらえて、自分の基本的な気質、性質をつかんでいきました。

④惑星の持つエネルギーと星座の性質を掛け合わせて、ひとつひとつ自分の星の持つエネルギーを書き出しました。

ここでジャーナリングが役に立ちました。星の意味を書き出して、それについて思うこと、感じることなどを自由に書き出していきました。(ジャーナリングとは「書く瞑想」。頭に浮かんだことや気持ちを自由にどんどん書いていくものです)

占星術ジャーナリングとでもいうのでしょうか。

私はこの方法で、ハウスの意味も読み解いては、実体験を書き出したりしていきました。

これは自分の星を理解するのに、大変おすすめの方法です。

まとめ|ネイタルチャートは「知識」と「自分」をつなげて読む

ネイタルチャートを読むには、惑星や星座の記号を覚え、それぞれの意味を学ぶことが大切です。けれど、それだけでは十分ではありません。

本当に大事なのは、星の知識が自分のネイタルチャートの中でどう表れているのかを知ること、そしてさらに、それを自分の体験や心の動きとつなげていくことです。

占星術の知識を学んでも、自分の人生に落とし込めなければ、その学びはまだ浅いままです。反対に、自分のチャートと自分自身がつながり始めると、占星術は生きた知恵になります。

ネイタルチャートを読むことは、自分を知ること。そして、自分の可能性に気づいていくことでもあります。

星の知識を学ぶだけで終わらせず、その星が自分の内側にどう働いているのかを見つめていくこと。それができるようになると、占星術は人生の強力な道しるべになってくれるはずです。

では次回は、プログレスチャートについて、少し詳しくお話していきます。