こんにちは。星読みヒプノセラピストの、小川智子です。
今日は、ヒプノセラピーの「前世療法」の話をしますね。
前世療法とは?
ヒプノセラピーでは、人の魂は輪廻転生していくという考え方がベースにあります。
ある人生があり、それが終わり、「中間生」と表現する、人生と人生の間の場所へ行き、そしてまた生まれてくる。
前世療法は、このような考え方をベースにしています。
ではなぜ、前世の記憶にアクセスするセラピーをするのでしょうか?
もとをたどることで今がよくなる
今何か困っていること、苦しいことがあって、一時的には気持ちがおさまっても、なんだかまたモヤモヤしてしまったり。
そんなことは、ありませんか?
それは、その感情の「もと」になった体験が、もっともっと昔の出来事にあるからかもしれません。
人は、同じパターンを繰り返しがちですから^^
ですから、その「もと」になった体験を癒すことで、ぱたぱたぱたっと、まるでオセロの黒の駒が白にかわっていくように、
現在の自分が変化していくのです。それが、ヒプノセラピーです。
その「もと」が3歳のころの出来事なのか、または、以前の人生での出来事なのかという違いだけです。
あなたの記憶から出てくる前世を信頼して
前世療法をしていると、浮かんできたイメージが、「本当なの?それとも自分が作った話しなの?」と不安に思ってしまう場合があるかもしれません。
でも、大丈夫です。
心の中に、そのような要素がなければ、浮かんでくることもないのです。
浮かんできたのであれば、あなたの心のどこかに眠っていた記憶なのです。
セラピーで出てきたイメージや感覚、ご自分のなかから湧き出てきた感情はすべて、あなたの潜在意識のなかで眠っていたものです。
そして潜在意識は、その時のあなたに最善なものを見せてくれます。
私たちの心の中というのは、それだけ深く広い、未知の世界といえます。
ヒプノセラピストは、クライアント様が潜在意識にアクセスすることに全力でよりそい、最善の結果がでるように努力しています。
前世療法エピソード
私の体験をお話ししますね。
コロナ以降、マスクをしなければならない社会になりました。
ところが私はマスクが苦手。
マスクをしていると突然、うっと呼吸困難になってしまいます。
のどが締め付けられるような感じになり、口が塞がれて呼吸ができずに、どうかするとゲホゲホっとなってしまうのです。
これでは、地下鉄に乗っていても、買い物をしていても、突然そんな状態になってしまうので日常生活が困ってしまいますよね。
そこで、ヒプノセラピーの前世療法をうけてみたことがあります。
誘導されてイメージの中にいくと、私は真っ暗な海の上で小さな船に揺られていました。
あたりは猛烈な熱風がときおりふいてきて、突然、呼吸ができなくなります。
海といっても、湾のような陸地から近いところにいて、まわりにはたくさんのボートや小舟や、板切れのようなものに人がしがみついています。
私の服は塩水でべとべとです。
見ると、火山が噴火して、そこから逃げようと多くの人たちが海に出ていました。
熱風は火山の噴火のため。空が真っ暗なのも、夜だからではなく、火山灰のためのようでした。
とっさに、「ポンペイ?」と思いました。
が、いた場所はポンペイからは離れている感じでした。ポンペイにいたら、埋まっていますね。
その前世のイメージが来たので、なぜマスクで口の周りをふさがれると、呼吸が苦しくなりゲホゲホっとなる時があるのかがわかりました。
私は当時の自分に光を送りました。
そうして、そのセッションのあと、マスクをしている時の苦しさは、あまりなくなりました。
マスクが苦手なことは変わりませんが、以前のように吐きそうになったり、のどが締め付けられるように感じることがなくなったのです。
原因がよくわからないことに、前世療法でとてもいい状態になることがあります。