蠍座新月2024年11月1日の星読み

変容のパワーに満ち溢れる蠍座の新月

今回の新月は、感情を表す「水」のエネルギーに満ちています。

わたしたちは深く内側を見つめ、必要のないものを大海原へとお還ししていくような気持を持つと良いでしょう。

深いところからの変容がテーマです。

日本のチャートでは、アセンダントが蟹座。

蟹座の支配星は月です。月は蠍座の新月。そして蟹座の基本の場所である4ハウスにありますので、水のエネルギーがとても大きいですね。

4ハウスは居場所、還るべきところをあらわします。

感情の基盤、生活の基盤、人生の基盤をあらわすところです。

新月ですから、そこを見直して新しくしていくということになります。

新月蠍座9度のサビアンシンボル

古い仲間を再び結びつける親睦夕食会
(蠍座10度のサビアンシンボルを見ます)

意味は「心の深いところで結ばれている人、共感する人と、何かを分かち合うことの喜びを感じていく」ということ。

このサビアンを持つ新月が4ハウスにあることで、自分の本質に戻り、本音を言える相手と一緒に絆を深めていくというメッセージがきています。

アセンダントの火星

ホロスコープの出発地点、アセンダントには蟹座の火星がいます。

そして火星の真向いには冥王星がいます。

・冥王星は蠍座の支配星
・火星は蠍座の副支配星

今回の蠍座の新月に、この火星と冥王星が向かい合って180度の角度をとっていることはとても意味深いです。

蠍座とはどのような星座かといいますと、相手との深い結びつきを通して、これまでとは違う、新しい自分に生まれ変わる性質をもっている星座です。

変容していくエネルギーです。

蠍座の新月は、心の基盤、人生の基盤をあらわす4ハウスで起こるということは、生き方がガラリと変わるような体験の可能性もある配置です。

深く心を見つめること、信頼できる人と深い話をすることも良いですね。

グランド・セクスタイル

星々がホロスコープ上で、きれいな六芒星に配置されることがあります。

グランド・セクスタイルという配置です。

珍しい配置ですが、これが起こるとすべてのことが調和のなかにあり、大きなパワーが潜在的に引き出されます。

今回は完全な六芒星には、ひとつ星が足りませんでした。

みなさんのホロスコープで、乙女座の29度あたりに星があれば、この新月と重ねるときれいな六芒星が出来ます。

素晴らしいタイミングですよ!

人生にスイッチが入る感じでしょうか。調和のパワーが応援していますので、個人を超えた大きな目的をもつことでこの六芒星の力を使うことが出来るでしょう。

2024年11月20日には、山羊座に逆行していた冥王星がいよいよ水瓶座にもどります。

その直前の新月ですから、最後に取捨選択するもの、残すもの、浄化するものを見つめる新月ですね。

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