Coffee Breakとして、たまにはちょっとしたお話もしていきます。お時間ある方は、おつきあいいただけると嬉しいです。
ネットショップの想い出
ネットショップの運営に関わっていたことがあります。
最初にお店を作ったのは、とあるベンチャー会社に勤めていた時でした。
そこの社長は、大手の会社で常務をされていた60代後半の方でしたが、退職後にベンチャー会社を立ち上げ、たまたま仕事を探していた私は、そこに採用されました。
新しい会社を立ち上げるその社長のスピード感はすごくて、品の良い風貌からは想像できないような、底力を発揮されていました。
あるとき、その会社の商品をネットショップで展開したらどうかという話になりました。
そして社長がひとこと「あんた、やれ」(笑)
たった一人でネットショップづくり
小規模なベンチャー会社ならではの一声で、ネットショップづくりが始まりました。
だれも自分にまかされた仕事に全力投球ですし、スタートしたばかりの会社ですから、過去の経験者もいません。
なにより、だれもネットなどわからないアナログな会社。
そこでたったひとりで私はネットショップをつくりはじめました。
そして楽天市場やアマゾンに出店。
バックヤードの設定をはじめて経験しました。
ほとんど独学。ネットで調べながらなんとか店舗をつくりました。
「あんた、やれ」といった社長もすごいけど、なんだかわからないのに全力でやった私。
いま、自分を褒めます(笑)
ネットショップ専門の会社への転職
その後、同じ商品を扱うネットショップ専門の会社からお声がけいただき、転職しました。
そこは事務所兼、商品の荷造りと配送のエリア、そして倉庫という完全なネットショップでした。
ご夫婦と数人のスタッフで、かなりの件数を出荷していました。
特色としては、そこの商品のための、完全にオリジナルのシステムを構築されていて、以前に私が経験した楽天市場やアマゾンへの出店とは、まったく違うやり方でした。
そこでネットショップのバックヤード、お客様対応などの経験を深めました。
そのあと、さらに違う業界に転職したので、ネットショップを経験したのは10年以上まえのことになります。
その経験から、知り合いにたのまれてネットショップをつくり、委託されたものを販売したこともあります。副業ですね。
その時は、楽天やアマゾンとも違う、ECサイトと契約してサイトを作ってみました。
ひとくちにネットショップといっても、バックヤードの機能や、決済方法もいろいろです。
ネットショップは、基本的な経費もかかりますので、どこにするか選ぶときは、自分に合ったところを少し考えた方が良いです。
というのも、設定が意外と時間がかかりますし、一度そこで始めてしまうと、なかなか移行に手間がかかるため、無料体験期間などを利用して、バックヤードの機能や手数料を比較検討したほうがいいと思います。
いきなりネットショップ会社と契約して月々の固定費が発生するのを避けるには、販売した商品に対して一定の手数料を払うサービスもあります。
ご自身のしたいことの内容、規模などにあわせて、選ぶと良いと思いました。
すべてが今の私につながる
今こうやって、以前のことを想い出してみると、ずいぶんといろいろな経験をさせてもらったものだと思います。
思い出してみて、ネットショップは楽しかったかな?と心を探ってみると、「楽しかった」という答えが返ってきました。
今現在は、物を販売する物販よりも、西洋占星術やセラピーという形のないサービスを提供させていただいていますが、基本はどちらも同じだと感じます。
働いてきた経験は、なにひとつ無駄なことはありませんでした。
そう思えるいま、とても幸せな気持ちです。