西洋占星術で「太陽」が意味するもの
太陽は、生きるエネルギー。
太陽は、人生の主人公。
太陽は私たちの魂「ソウル」そのものと言えます。
ただここで少し、太陽と月の仕組みについて説明させてください。
太陽というのは、自分の力で伸ばしていくものなのです。
子供のころはまだ「種」のような太陽は、だんだんと育っていき、「25才~35才」ぐらいの年齢で大きく外に出ていきます。
そして私たちは一生、太陽のエネルギーを育てながら生涯を送ることになるのです。
大人になって、自分の意思で生き方を決めていく、自分を表現していく。
それが、太陽のエネルギーです。
ですから太陽のエネルギーで生きることは、自分軸で生きるともいえるでしょう。
生まれてすぐに月が影響する
では太陽が表に出る前に、私たちの心のベースになる星はなんでしょうか。
それは「月」です。

生まれてすぐ、「0才~7才」までのあいだに、月は大きく影響します。
月には「まねをする力」「吸収する力」がありますので、周りの大人たちの言葉や振る舞いをまねして吸収しながら、幼少期を過ごしていくことになります。
魂の求める生き方とは
このように、月は人生で最初のわたしたちの「ベース基地」のようなものになるのです。
ただとても「受け身」な自分でもあります。
親や周りの期待に応えようとする自分でもあります。
親の望むことをすれば、喜ばれるし愛されますし、受け入れてもらえますので、無意識にそのように動く自分でもあります。
月についてはまた詳しくお話をさせていただき、太陽のことに戻ります。

つまり太陽は、月という安全で守られた庭から一歩、自分の力で外に出ていく、自立したエネルギーということになります。
私たちの人生の主人公は太陽
太陽の星座の性質を、私たちの魂は、獲得しようと生まれてきました。
ホロスコープには「ハウス」という12分割された部屋があります。

ここは太陽を輝かせる舞台です。
✔ 太陽がどの星座に入っているのか。
✔ 太陽はホロスコープの何番目のハウスに入ってるのか。
ここを読み解くと、私たちの魂がこの人生で何を目標にして生まれてきたのかがわかります。
なんだか、モヤモヤするとき。
生きる目標がわからなくなってしまったとき。
太陽の星座の性質を伸ばしていくことで、私たちはたくさんのエネルギーを太陽から受け取ることが出来るでしょう。
そして太陽の入っているハウス(太陽を輝かせる舞台)を具体的に意識して行動することで、もっともっと私たちは、充実した人生を送ることが出来るでしょう。
太陽で生きることは、自分軸で生きること。
そして人生の主人公は自分であると意識すること。
これが、西洋占星術でいう「人生で目指すべきところ」になります。
YouTubeで話しています
この太陽と月の仕組みについては、YouTubeでもお話していますので、どうぞご視聴ください。
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