この「占星術の本棚」では、私が所有している占星術関連の書籍を、個人的な感想でレビューしていきます。占星術を学びたい方のご参考になれば嬉しいです。
星の階梯I 天空の神秘 ブックレビュー
この本はどんな本?
『西洋占星術 星の階梯Ⅰ 天空の神秘』は、河内邦利氏による、古典的な西洋占星術の基礎を扱った本です。
サブタイトルには「サイン・惑星・ハウス」とあり、占星術の基本要素を扱いながらも、現代占星術の入門書とはかなり雰囲気が違います。
古典的な、特に17世紀以前に用いられていた法則や技術を意識して書かれている本です。
現代の占星術を学んできた方が読むと、「サインとは何か」「惑星とは何か」「ハウスとは何か」という基本に、もう一度別の角度から学びなおすことのできる、貴重な一冊だと思います。
基本情報
| 書籍名 | 西洋占星術 星の階梯Ⅰ 天空の神秘 |
| 著者 | 河内邦利 |
| 出版社 | カクワークス社 |
| 刊行年 | 2018年 |
| ISBN | 978-4907424206 |
| 占星術の種類 | 古典占星術 |
| 難易度 | 中級〜上級 |
この本は、まったく初めて占星術を学ぶ方よりも、すでにサイン・惑星・ハウス・アスペクトの基本を一通り学んだ方が、さらに深く、専門的な知識を深めたいときにおすすめです。
私のレビュー
著者の方はイギリスで伝統占星術の方から学ばれたということで、とても専門的な本です。
現代の占星術は「自分理解」にとても役に立つと思いますし、私も大好きな占星術です。
けれど数千年の西洋占星術の歴史の中では、現代の占星術はつい最近出来たもので、それ以前に研究されていたものを学ぶことは、とても意味深いことと思います。
サイン、惑星、ハウス。
さらなる西洋占星術の学びを深めていきたい方、西洋占星術そのものに興味がある方にとっては、知識の宝庫のような一冊です。
一度読んだから、わかるというよりも、実践のなかで辞書的に使いながら、学びを深めていきたい方にぴったりです。
古典占星術の書籍なので、まず最初に「古典占星術」についての基本的な知識を学んでから、こちらの本を読んだ方がいいかもしれません。
また、用語が普通に出てきますので、基礎知識があって、その次に読むことで、この本がどれほど素晴らしいか、ありがたいかが実感されることでしょう。
私自身、占星術をお伝えするときには、現代的な自己理解の視点を大切にしています。
けれど、その土台に古典的な考え方があることで、ホロスコープの読み方に深みが出ると感じています。
この本は、そうした古典占星術への扉を開いてくれる一冊です。










