2020年ごろからよく聞かれる言葉「風の時代」
じつはいよいよ、風の時代の本格的な年明けが2024年です。
風の時代とは?
冥王星について
冥王星は1930年に発見された、太陽系の一番外側にある星。
2006年までは惑星とされていましたが、今現在は準惑星となった小さな星です。
太陽の周りを248年ほどかけて一周する、遠い遠い星。
破壊と再生のエネルギー
ところがこの冥王星は、小さいけれどとても大きな影響を私たちにもたらす星なんです。
天文学的には準惑星になったとはいえ、西洋占星術では惑星としてその意味を読んでいきます。
冥王星は西洋占星術では「破壊と再生」を意味するエネルギーを持つ星です。
なぜ破壊するのかというと、より新しく、より良い形に変容させていくため。
そして公転周期が248年と長いこともあり、じっくりと少しづ移動しながら、地球にいる私たちの深いところから大きな変容をもたらす作用をしている星になります。
世代のエネルギーをあらわす星
西洋占星術では運航している惑星は12星座のどれかに滞在していると読みます。
公転周期の長い冥王星は、単純に計算してもひとつの星座に20年ほど滞在しますね。
ですからその20年ほどのあいだに生まれた人たちはみな、同じ星座の冥王星を持つことになります。
冥王星は潜在意識に繋がっている星。
冥王星が同じ星座の世代の人たちは、意識の深いところに共通した星座の特性をもつグループソウルと言えます。
冥王星は、世代の特徴をあらわす星でもあります。
現在60代以上の冥王星獅子座世代からはじまり、冥王星乙女座世代、冥王星天秤座世代、、、と続き、冥王星山羊座世代まで生まれました。
冥王星はその世代の生きかたのテーマをもたらします。
社会における冥王星の役割
一方で冥王星は、ひとつの星座に長くとどまることと、破壊と再生というエネルギーをもつことから、滞在している星座のテーマごとに、社会を刷新していく力も持ち合わせています。
2008年に冥王星が射手座から山羊座に移ると、リーマンショックが起こりました。
山羊座は社会システムや、権力構造などを表す星座です。
2008年から2023年,2024年にかけての、冥王星山羊座時代はどのような時代だったでしょうか。
それは、社会のシステムや権力構造に変革が起こった時代でした。
特に冥王星が山羊座の最後の方にいたこの過去数年、日本においても、政治や芸能界、大会社など縦社会のなかで隠されていたことが、どんどん明るみに出てニュースとなっていたことは記憶に新しいと思います。
冥王星とは、滞在している星座のテーマを膨らませて、壊すことで、新しいものに変容させるエネルギーを持つ星です。
冥王星水瓶座入り
この冥王星が2023年3月26日に、山羊座から水瓶座に入りました。
山羊座は「地」「土」のグループの星座。
水瓶座は「風」のグループの星座。
そうです。
冥王星が水瓶座に入ったこと。これを「風の時代」というわけです。
冥王星は2023年3月23日に水瓶座にはいったあと、順行したり逆行したりして、山羊座→水瓶座→山羊座→水瓶座と移動しながら、2024年11月20日から20年間はずっと、水瓶座に滞在します。
ですから2024年11月20日からが本格的な風の時代のスタートというわけです。
前回のブログではグレートコンジャンクション今後、風のグループで起こる話をさせていただきました。
いまが「風の時代」である意味がダブルになりましたね。
実はもうひとつ、理由がありますが、、、
それはまた次回のブログで書いていきます。
西洋占星術を暮らしの中に取り入れると時代の流れがわかります。
また西洋占星術は自分の個性、自分の持ち味を内観することのできるとても優れたツールです。
2024年5月より、
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