西洋占星術での水星のはたらき
太陽系で太陽にいちばん近い星。水星。
水星は西洋占星術では「話す力」「コミュニケーションする能力」をあらわします。
神話の世界の水星
水星は英語でマーキュリー mercury といわれます。
マーキュリーとはローマ神話ではメルクリウスと呼ばれる、商人や旅の守護神です。
ギリシャ神話のヘルメス・使者の神、伝令の神と一緒に考えられています。
ケーリュケイオンという杖を持ち、冥界・地上世界・天界を行き来することができるので、通信や交通の守護神でもあります。
情報化社会の現代で必要な星
言葉を話すこと、情報を伝達することが水星のエネルギーですから、まさにいまのネットでの情報のやりとりは、水星の領域になります。
そしていまや、ネットは仕事の必需品となっていますね。
メールで連絡をとりあうこと。オンラインでの会議。
個人においても言葉をつかったSNSの発信で、お客様とつながっていくこの大事な役割を、水星は担っています。
あなたのホロスコープで、水星の星座やハウスを知ることは、お仕事をしていくうえでの大きなポイントになると思います。
サンプル わたしの水星
わたしの生まれた時のホロスコープで、水星はてんびん座12ハウスというところにあります。
これを読み解くと
優雅で品のあるしゃべりかた。そつのないコミュニケーションが出来る。本音をはっきり言えない傾向。相手のペースに合わせる。
品があるかは聴いてくださっている方のご判断ですが、ポッドキャストで話していますので、聴いていただいて「ふうん。。たしかにてんびん座を感じる」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
私の話し方、コミュニケーションのしかたは、占星術的にはこのような傾向があると言えます。
そして「相手のペースに合わせる」話し方は、私が行っている1対1のセッションにとても役立っています。
もうひとつ読んでみましょう。
人間心理に対する洞察力。精神的なことへの探求に適性。公の場で話す仕事には向かない。
私の水星は、社会活動のなかでこのように発揮されます。
この二つをまとめると、
人間心理をふかく洞察しながら、相手の方のペースに合わせながら1対1のセッションをする仕事に、とても向いているが、大きな場で講演会をするようなことには向かない。
ということになります。
私は実際にこのようなスタイルの仕事をしています。占星術のセッションをオンラインでもサロンでも1対1でしていますし、相手の方のペースにあわせてのヒアリングは得意です。
しかし、3人以上になると、自分らしさをだすことが上手くできません。
YouTubeもそろそろ再開しようと思いますが、音声のみのポッドキャストが大好きだったりします。
このほか、水星と他の惑星がどのような角度を取っているか、などさらに深く鑑定することもできます。
どうですか?
この水星の情報だけでも「どのような仕事に向くのか」のヒントが満載ですよね。
使命に気がつきたいかた、本当にやりたいことをみつけたい方へ
わたしも長く、自分の適職を探す人生でした。
ですので、占星術の知恵はほんとうに、迷っている方の役に立つと信じています。
オンラインでも、サロンにご来店でも、またお時間がないかたにはメール鑑定もしています。
まずは「わたしはどんなタイプ?」と知るだけでも、第一歩を踏み出すことが出来ますよ。
あなたの2023年を心から応援しています。
音声配信でも話しています
自分の使命や、本当にやりたいことは何だろう?
わたしには、どんな働き方があっているの?
西洋占星術では水星をつかって鑑定することもできます。