定年後、本当にやりたかったことを仕事にしたい
定年後、あるいは人生の後半に入ってから、
「これからは、本当に自分がやりたかったことをしたい」
「ずっと興味があったことを学んで、仕事にしてみたい」
「会社員としての働き方ではなく、自分らしい働き方をしたい」
そう思って、資格を取得される方がいらっしゃいます。
それは、とても素晴らしいことだと思います。
人生の後半に、自分の心が本当に望んでいることに向かって学び始める。
これまで誰かのため、会社のため、家族のために頑張ってきた方が、今度は自分のために新しい一歩を踏み出す。
その姿には、とても大きな意味があります。
けれど、資格を取ったあとに、思っていた現実との違いに戸惑う方も少なくありません。
資格を取れば仕事になると思っていた
会社員時代は、資格があることで採用されたり、仕事を任されたりすることがあります。
履歴書に資格を書けば、
「この仕事ができます」
「この分野の知識があります」
という証明になります。
会社という場所では、資格はとてもわかりやすい信用になります。
だからこそ、定年後や退職後に個人で仕事を始めようとするときにも、
「まず資格を取ればいい」
「資格があれば仕事になる」
「資格を取れば、お客様が来てくれるはず」
と思いやすいのです。
でも、ここで大切なのは、
会社員として働くことと、個人で仕事を立ち上げることは、まったく仕組みが違う
ということです。
会社員の思考回路と個人事業の違い
会社員の場合、会社に所属していれば、毎月お給料が入ります。
もちろん、会社員には会社員の大変さがあります。
人間関係、責任、勤務時間、組織の中で働く苦労。
けれど、少額であっても、毎月決まった日にお給料が入るという安心感があります。
一方で、個人事業は違います。
資格を取っただけでは、すぐにお客様が来るわけではありません。
サービスを作り、発信をし、自分のことを知ってもらい、信頼していただく。
その積み重ねがあって、ようやくお申し込みにつながっていきます。
つまり、資格取得はゴールではなく、個人事業においてはスタート地点なのです。
お客様が来るまでに1年、2年かかることもある
個人で仕事を始めた場合、世の中に自分の存在を知ってもらうまでに時間がかかります。
「こういう仕事をしています」
「こんな方のお役に立てます」
「私のサービスは、こういう悩みを持つ方に向いています」
それを何度も伝えていく必要があります。
すぐに結果が出る方もいらっしゃいますが、多くの場合、お客様が自然に来てくださるようになるまでには、1年、2年とかかることも珍しくありません。
その間、収入が安定しないこともあります。
けれど、生活費は必要です。
社会保険や税金の支払いもあります。
家賃や通信費、学びにかかる費用もあるかもしれません。
そうすると、だんだん不安になってきます。
「このまま続けていていいのだろうか」
「やっぱり私には無理だったのではないか」
「資格まで取ったのに、仕事にならないなんて」
「もうやめた方がいいのかもしれない」
そんなふうに思ってしまうこともあると思います。
でも、そこで夢をあきらめるのはもったいない
私は、そこで簡単にあきらめてしまうのは、本当にもったいないと思うのです。
もちろん、無理をしすぎる必要はありません。
生活を守ることも大切です。
現実的な収入の道を確保しながら、自分の仕事を育てていくことも必要です。
けれど、
「第二の人生では、これをしたい」
「本当は、こういうことで人の役に立ちたい」
「この学びを、これからの人生で生かしたい」
そう思って始めたことなら、すぐに手放してしまわなくてもよいのではないでしょうか。
個人事業は、種をまいてから芽が出るまでに時間がかかります。
今、結果が出ていないからといって、
その夢に意味がないわけではありません。
不安になったとき、自分の星を見る
そんなとき、私はホロスコープを見ることが、とても大きな励みになると思っています。
私たちには生まれながらに、太陽があります。木星もあります。金星もあります。
自分の星を読み、自分の星、つまり自分の持って生まれたエネルギーを信じること。
なにか夢があるのであれば、なにかしてみたいことがあるのであれば。
自分の星を信じて進むことは、なによりもご自身のパワーになると思います。















